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高齢犬がご飯を食べない|病院に連れて行くのが難しいときに往診でできること

執筆者の写真: kawano waichiro
kawano waichiro
10月7日
読了時間: 5分

こんにちは。福岡犬猫往診クリニック獣医師かわのです。


「高齢になってから、愛犬がご飯を食べなくなった」

「昨日までは食べていたのに、今日はほとんど口をつけない」

「病院に連れて行った方がいいと思うけれど、歩けないので移動させるのが心配」


高齢犬と暮らしていると、このようなことで不安になる飼い主さんもいらっしゃると思います。

ご飯を食べない理由はひとつではありません。

年齢による変化の場合もありますが、体調不良や病気が隠れていることもあります。


今回は、高齢犬がご飯を食べないときに考えられることや、ご自宅で確認してほしいこと、病院への移動が難しい場合の往診についてお話しします。


高齢犬が寝ている

高齢犬がご飯を食べなくなる理由


高齢になると、若い頃と比べて食欲が落ちることがあります。

運動量が減ったり、嗅覚や味覚が変化したりすることで、以前ほど食事に興味を示さなくなる犬もいます。


また、

・口や歯に痛みがある

・吐き気がある

・お腹の調子が悪い

・体に痛みがある

・発熱している

・内臓の病気がある

など、さまざまな原因で食欲が落ちることがあります。


「高齢だから食べなくなったのかな」と思っていても、体調の変化が関係していることがあります。

年齢だけで判断せず、愛犬の様子をよく確認することが大切です。


ご飯を食べないときに確認してほしいこと


愛犬がご飯を食べないときは、「食べない」ということだけではなく、ほかに変化がないか確認してみてください。


たとえば、

・水は飲めているか

・嘔吐や下痢はないか

・元気はあるか

・呼吸が苦しそうではないか

・立ったり歩いたりできるか

・排尿や排便はできているか

・おやつや好きなものなら食べるのか

・口を痛そうにしていないか

などです。


また、

いつから食べていないのか

普段の何割くらい食べているのか

も診察の際に重要な情報になります。


「全く食べない」のか、「いつもの半分程度は食べる」のかでも状況は違います。

できる範囲で記録しておくと、獣医師に状態を伝えやすくなります。


「少し様子を見ても大丈夫?」と迷ったとき


高齢犬が食べなくなると、

「もう少し様子を見てもいいのかな」

「病院へ行くほどなのかな」

と迷うこともあると思います。


食欲だけでなく元気もない場合や、嘔吐・下痢などほかの症状がある場合、普段と明らかに様子が違う場合には、早めに動物病院へ相談してください。


特に、

・水も飲めない

・何度も吐いている

・ぐったりしている

・呼吸が苦しそう

・立てない、歩けない

・意識や反応がおかしい

などの状態がある場合は、食欲だけの問題ではない可能性があります。


様子を見続けず、早めの受診をおすすめします。


高齢犬を病院へ連れて行くのが難しいこともあります


「診てもらった方がいいのは分かっているけれど、病院まで連れて行くのが難しい」

そんな飼い主さんもいらっしゃいます。


高齢犬の場合、

車に乗せること自体が負担になったり、

大型犬で抱き上げることが難しかったり、

足腰が弱くなって移動が大変になったりすることがあります。


病院で長時間待つことが負担になる犬もいます。

そのような場合には、往診という方法もあります。


往診なら、いつもの自宅で診察できます


往診では、獣医師がご自宅へ伺います。

高齢犬を車に乗せたり、抱えて病院まで移動したりする必要がありません。


普段過ごしている環境で診察できるため、移動が大きな負担になっている犬にとって選択肢のひとつになります。


「食べなくなったけれど、病院へ連れて行くのが難しい」

「寝たきりなので移動させるのが心配」

「大型犬なので抱き上げることができない」


このような場合にもご相談いただけます。


往診でできること・病院での検査が必要なこと


往診では、ご自宅で愛犬の状態を確認し、身体検査などを行います。

状態に応じて、ご自宅で可能な処置や治療についてご相談します。


一方で、詳しい検査や設備を使った処置が必要になる場合には、動物病院での検査や治療をご提案することもあります。

往診ですべての検査や治療ができるわけではありません。


だからこそ、

「往診で対応できる状態なのか」「病院へ行った方がいい状態なのか」

を一緒に考えることも、往診の役割だと考えています。


かかりつけの動物病院があっても往診を利用できます


現在通院している動物病院がある場合でも、往診をご利用いただけます。

これまでの検査結果や飲んでいる薬などがあれば、診察の際にお知らせください。


必要に応じて、かかりつけの動物病院での診療と往診を併用することもできます。

「これまで通院していたけれど、高齢になって連れて行くことが難しくなってきた」

という場合もご相談ください。


高齢犬がご飯を食べないとき、一人で悩まないでください


愛犬がご飯を食べなくなると、

「高齢だから仕方がないのかな」

「無理に病院へ連れて行った方がいいのかな」

「もう少し様子を見てもいいのかな」

と迷うことがあると思います。


高齢犬の場合、食欲の低下の背景に体調の変化が隠れていることもあります。

そして、病院へ連れて行くことが難しいからといって、診察を諦める必要はありません。


福岡犬猫往診クリニックでは、福岡市内・近郊を中心に、完全予約制で犬猫の往診を行っています。


「高齢犬がご飯を食べない」「病院へ連れて行くのが難しい」

という場合も、お気軽にご相談ください。


獣医師かわの わいちろう

 
 
 

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