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高齢猫が水を飲まない・飲む量が減った|通院が難しいときに往診でできること

執筆者の写真: kawano waichiro
kawano waichiro
10月4日
読了時間: 4分

高齢猫が水を飲まない・飲む量が減ったと感じたら


高齢猫が水を飲まない、または以前より飲む量が減ったと感じると、飼い主さんは「このまま様子を見ても大丈夫なのかな」と心配になることがあると思います。



猫はもともと飲水量が多い動物ではなく、ウェットフードなど食事から摂取している水分量によっても、実際に水を飲む量は変わります。


しかし、水を飲む量が以前より明らかに減っている場合や、食欲・元気などにも変化がある場合は注意が必要です。

「年齢のせいかな」と決めつけず、ほかに変わった様子がないか確認してみましょう。


水の前にたたずむ猫

水を飲まないときに一緒に確認したいこと


高齢猫の飲水量が減ったと感じたときは、水だけを見るのではなく、


・ご飯を食べているか

・おしっこは出ているか

・元気はあるか

・嘔吐や下痢をしていないか

・口の中に痛みや違和感がありそうではないか

・いつもと比べて動きが少なくなっていないか


なども確認してみてください。


食事量が減っている場合は、食事から摂取できる水分も同時に減っている可能性があります。

また、体調不良によって水を飲みに行くこと自体がつらくなっている場合もあります。

普段の様子をよく知っている飼い主さんだからこそ、


「いつもと何か違う」


という小さな変化が、大切なサインになることがあります。


そして、高齢猫が水を飲まないときは、飲水量だけでなく、食欲や元気、排尿の様子なども一緒に確認することが大切です。



高齢猫では脱水にも注意が必要です


水分を十分に摂れない状態が続くと、脱水につながることがあります。


特に、

水だけでなくご飯もほとんど口にしない、嘔吐や下痢を繰り返している、ぐったりしている、尿が出ていない・極端に少ない

などの症状がある場合は、早めの診察が必要です。


状態によっては往診ではなく、設備の整った動物病院で検査や治療を受ける必要があります。

「もう少し様子を見ても大丈夫かな」と迷う場合も、自己判断だけで長く様子を見るのではなく、獣医師へ相談してください。



水を飲まない高齢猫を病院へ連れて行くのが難しいことも


高齢になると、


キャリーケースに入れるだけで強く抵抗する。

車での移動中に大きなストレスがかかる。

足腰が弱くなり、移動そのものが負担になる。


このような理由から、

「診てもらいたいけれど、動物病院へ連れて行くのが難しい」

と悩む飼い主さんもいらっしゃいます。


特に、体調が悪く元気がない猫を無理に移動させることに、不安を感じる方も少なくありません。

そのような場合には、状態によっては獣医師が自宅へ伺う往診も選択肢のひとつになります。



往診では自宅での猫の様子も確認できます


往診では、普段生活している環境で猫の状態を診察します。


飼い主さんから、


「いつ頃から水を飲む量が減ったのか」

「食事量はどう変化したのか」

「おしっこの回数や量はどうか」

「普段と比べて元気や行動に変化があるか」


などを伺いながら、猫の状態を確認していきます。


必要に応じて、往診で可能な検査や処置を検討することもできます。

一方で、詳しい検査や入院治療などが必要と判断した場合には、動物病院への受診をご提案することがあります。


往診ですべてを完結させるのではなく、その猫の状態に合わせて必要な診療につなげることも大切です。



普段の飲水量を把握しておくことも大切です


猫の飲水量の変化に早く気づくためには、普段から水の減り方を見ておくことも役立ちます。


多頭飼いの場合など、1匹だけの飲水量を正確に把握するのが難しいこともありますが、


「水を飲みに行く回数」

「水皿の減り方」

「ウェットフードをどのくらい食べているか」


など、分かる範囲で構いません。

体調に変化があったときには、こうした普段の情報も診察の参考になります。



福岡で高齢猫の通院にお困りの方へ


福岡犬猫往診クリニックでは、福岡市内・近郊を中心に、犬猫の往診を行っています。


「高齢猫が水を飲まなくなった」

「食欲も少し落ちている」

「診てもらいたいけれど、病院へ連れて行くのが難しい」


そんなときも、ご相談ください。

猫の年齢や症状、現在の様子などを確認し、往診で対応できる状態かどうかも含めてご案内します。


なお、症状や緊急性によっては、往診ではなく動物病院での診察をご案内する場合があります。

通院が難しいからと診察を諦めるのではなく、その子に合った診療方法を一緒に考えていきます。


福岡犬猫往診クリニック

獣医師かわの わいちろう

 
 
 

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